Biancoの思いつ記
●著作権の話

著作権の話
山口県は無法地帯かと思った。数年前、初打合せに行った会社のあるチラシ。某超有名誌の某超々有名女優のヌード写真がメインビジュアルに。「これ、やばいですよ」「みんな、やってるよ」「そういう問題じゃなくて。これ作ったの、広告のデザイナーじゃないでしょ?」「芸術家タイプみたいな…人の…」「何タイプでもデザイナーでも、著作権と肖像権侵害いっぺんにやられますよ」という話。

私が見聞きしたケースを数少ないですが…
●case1
広告代理店での話。下請けのデザイン会社が、当時独特のタッチだった某イラストレーターの作品を参考資料として渡してできたイラストを使った折込チラシが出た。チラシを見せてもらったが確かに酷似。某イラストレーターから著作権侵害で100万円を請求する旨が広告代理店に。多分、下請けのデザイン会社にも悪気は無かったと思うが、広告代理店は100万円を支払い、デザイン会社は制作費の値引き。
●case2
昔、ある市役所のテレホンカードの仕事で、市役所の真正面を撮影した写真を起用。「玄関前にある彫刻は私の作品だ。ついては…」と大手印刷会社での話。「冗談じゃない。戦いましょう。勝てますよ」とビアンコ(そう。担当のデザイン会社は当社)。「いや。ウチだから狙われたんだよ」と、80万円。確かに…当社相手だったらな〜んも言ってこなかったかも。しかし腹立たしいなぁ〜、というケースも。
●case3
友人のカメラマンから昔聞いた話。フォトライブラリーのカメラマンが銀座を歩いていたら自分が撮った植物写真が知らぬ間にショーウィンドウに。ライブラリーに確認したら、そこのずさんな管理が原因だったらしい。立場上、ライブラリーに請求は出来なかったが、預けてあった全ての写真(ポジフィルム)を引き下げた。大手のフォトライブラリーだったが、当時あまりいい噂は当社も聞いてなかった。「自分が撮ったとはいえ、植物写真でよく分かるっつ〜か。覚えてますよね〜」「当たり前だ、お前とは違う」と言われた。
※フォトライブラリー
契約カメラマンの写真を集め広告用・出版用などに貸し出す所。例えば全国や世界の観光名所、サバンナの猛獣や水中撮影の鯨、花、ヌード、NASAの写真等ほぼ何でもある。助けられました、昔は…。

ところで、case1は間違いなく数十万円じゃ済みません。「山口県のモンじゃけぃ知らんかったんちゃ〜、すまんでしたの〜」でも、済みません。